開発手法について「ウォーターフォール」メリット
前回(ウォータフォール概要)に引き続き、
顧客(発注側)視点、開発者(受注側)視点それぞれから見たウォーターフォール開発のメリット
[顧客視点]
・予算を決めやすい
⇒あらかじめ要件定義で何をやりたいかが明確化していれば、受注側は概算の見積までは作成できるはずなのでシステム全体で凡そどれくらいの費用になるのかが把握できる。
このシステム開発にいくらの予算を用意すれば良いかが明確化するので運用しやすい。
・リリースまでの計画全貌が見えやすい
⇒予算同様に開発着手前にシステム全体像がある程度決まっているので、開発をいつ開始したらいつ頃納品されるかが明確です。
納期が決まっているので先々、営業をどうするのか、広告はどうするのか、運用体制はいつ頃までに整えればよいのか、なんていう計画も事前に立てやすい
[開発者視点]
・やることが決まっているので計画を立てやすい
⇒設計の前段階でシステムの全体像が明確になるので、いつまでに何をしなければいけないかが明確。
しっかりとマイルストーンを意識していれば納期の遅れは発生しないはず。
(ですが、そんなパーフェクトな運用は見たことが無いです。
そもそも人間のやる仕事なので遅れが出て当たり前、バッファは多すぎるくらいに積んでいても納期直前になると炎上まではいかなくても大体多かれ少なかれピリついたりするものだと思います。)